第32節『安易に休憩を増やすと、思わぬトラブルが・・・(その1)』
前回のシリーズで、休憩時間の長さについて
お話しました。
〇労働時間6時間以下・・・・・休憩なし
〇労働時間6時間超8時間以下・休憩45分
〇労働時間8時間超・・・・・・休憩1時間
見て分かるとおり、労働時間が6時間を超え
れば、最低でも45分の休憩が必要です。
たいていは昼休みの1時間としていますね。
さて、この休憩時間は連続していないといけ
ないのでしょうか?
答えはNO!です。
休憩は連続している必要はありません!
ときどき昼休みを45分とか50分にしている
会社があります。
これはなぜかというと、昼休みを45分にし
て残業の前に15分の休憩を入れていたり、
昼休み50分の午前・午後に休憩5分ずつと
いうようにしているのです。
これらは、1時間の休憩を分割して有効活用
しているわけですね(^^)
このように、分割の仕方は自由です。
極端な話、休憩10分ずつ6回でもかまいま
せん。
もちろん、法律上はということです。
実際にされたら、社員はまったものじゃあり
ませんからね(^_^;)
(つづく)
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