27 会社に『通勤手当』を支払う義務はない(その2)
本書では、
次のような通勤手当での失敗をご紹介しています。
○住まいが近所なので、
通勤手当がいらないと思って採用した社員が、
結婚して遠くから通うことになり、
月額2万5,000円も通勤手当を支払うことになった。
○ガソリン価格が高騰したため
車通勤者の不満が爆発し、
全員の通勤手当を大幅に上げることになった。
通勤手当の困ったところは、
採用時に確定するものではなく、
後で変更になることがあるということ。
それと、
会社はそれをコントロールできないということです(-_-;)
でも本当にそうでしょうか。
確かにコントロールは無理かもしれませんが、
一定額で歯止めをかけることはできますよね。
よくやるのは上限を設けること。
いくら実費補償といっても、会社からすれば人件費なので、
基本給となんら変わりません。
ですから、青天井というわけにはいかないのです(^_^;)
(つづく)
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