15 安易な規定で未払い残業代が大幅アップ(その1)
本書のこの節では、ありがちな大失敗例を具体的にご紹介しています。
でも、はしょったところがあるので、ちょっと計算式がわかりにくいかもしれません。
ここで詳しくご説明しますね。
本書をお読みなっていない方もいるかもしれないので、概要をお話しします。
次のような会社がありました。
勤務時間・・・午前9時~午後5時(実働7時間)
休日・・・・・土日祝日、夏期休暇、年末年始休暇で年間125日
ある日、退職した社員から未払い残業代を請求されました。
請求額は180万円。過去2年分の残業代です。
計算根拠は次のとおり。
時間単価 28万円 ÷ 140時間 = 2,000円
残業代 2,000円 × 1.25 × 30時間 × 24か月 = 180万円
この社員の月給は28万円です。
それを月の平均所定労働時間140時間で割ると時間単価2,000円となります。
これはわかると思いますが、でもこの140時間ってどこから出てきたの???
そうなんです。
どうやって算出されるのか本書に書かれていないんですね。
これってすごく大事なんですが、スペースの関係ではしょってしまいました。
ゴメンナサイ。
で、解説しようと思うのですが、ちょっと長くなるので次回に。
(つづく)
でも、はしょったところがあるので、ちょっと計算式がわかりにくいかもしれません。
ここで詳しくご説明しますね。
本書をお読みなっていない方もいるかもしれないので、概要をお話しします。
次のような会社がありました。
勤務時間・・・午前9時~午後5時(実働7時間)
休日・・・・・土日祝日、夏期休暇、年末年始休暇で年間125日
ある日、退職した社員から未払い残業代を請求されました。
請求額は180万円。過去2年分の残業代です。
計算根拠は次のとおり。
時間単価 28万円 ÷ 140時間 = 2,000円
残業代 2,000円 × 1.25 × 30時間 × 24か月 = 180万円
この社員の月給は28万円です。
それを月の平均所定労働時間140時間で割ると時間単価2,000円となります。
これはわかると思いますが、でもこの140時間ってどこから出てきたの???
そうなんです。
どうやって算出されるのか本書に書かれていないんですね。
これってすごく大事なんですが、スペースの関係ではしょってしまいました。
ゴメンナサイ。
で、解説しようと思うのですが、ちょっと長くなるので次回に。
(つづく)
人気ブログ記事ランキング
- 【緊急掲載】地震(震災)による休業の補償は?(10248)
- 19 付与と繰り越しの方法は、会社が決めていい(その3)(8815)
- 部下が報連相できないのは上司のせい!?(8549)
- 事業場外みなし労働時間制/阪急トラベルサポート事件(第3回)(8256)
- 出産手当金と育児休業給付 【お仕事Q&A】(7798)
- 当日申請の有給休暇は有効?(6964)
- 産休中の有給休暇① 【お仕事Q&A】(6792)
- 和田経営労務研究所プロフィール(6734)
- 第30節 『『育児休業』を取ったら退職金減額も(その3)』(6634)
- 07 皆さん、「残業」の定義を誤解しています!(その3)(6056)
- 【固定残業手当】で労働基準法の矛盾を解消しろ!(5792)
- 産休中の有給休暇② 【お仕事Q&A】(5791)
- ちょっと待った!! 社長!その残業代 払う必要はありません!!(5545)
- 割増賃金算定基礎額の除外/奈良県(医師時間外手当)事件(第1回)(5398)
- 09 半日有休を取った日の残業も割増の対象?(その1)(4993)
コメント
コメントはありません