第32節『安易に休憩を増やすと、思わぬトラブルが・・・(その3)』
昼休みを1時間のままで、午前・午後に休憩
を入れること自体は問題ありません。
むしろ、リフレッシュという点では望ましい
でしょう(^^)
ただし、もともと昼休みの1時間だけのとこ
ろに、追加で休憩を取り入れたりすると、ト
ラブルになることがあります(-_-;)
例えば、次のようなケース。
〇始業 午前8時
〇終業 午後5時
〇休憩 正午~午後1時
もともと、このような勤務時間のときに、後
から午前と午後に10分ずつの休憩を入れた
とします。
そうすると休憩時間は1時間20分ですよね。
では、所定労働時間は何時間でしょうか?
それは、7時間40分です。
つまり、追加された20分の休憩時間分労働
時間が短縮されたのです!
意外にそのような感覚をお持ちでない経営者
がいますが、それは危険です(-_-メ)
なぜなら、残業代の未払いが発生することが
あるからです!
えっ!どういうこと???
詳しくは次回お話します。
(つづく)
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