会社はAさんを基本給は25万円で採用しました。

このとき社長はこのように考えています。

「25万円分の仕事はしてくれそうだな」

一方、Aさんはこのように考えています。

「1日8時間、土日が休みで25万円ならまぁまぁかな」

さて、働き出したAさんですが、所定時間内に仕事が終わりません。

毎日残業しています。

そして運命の給料日!

残業手当は付いていません。

それで前回のブログのようなやりとりになるわけです( ̄_ ̄ i)

・・・・・。

社長と社員とでは給与に対する考え方に大きな違いがあります。

社長は
【給与=仕事の成果】
と考えます。

社員は
【給与=仕事の時間】
と考えます。

とうぜん話がかみ合いませんΣ\( ̄ー ̄;)

労働基準法は
【給与=仕事の時間】
と考えます。

だから、このケースでは残業手当の未払いとなってしまいます。

「そ・・・そんなバカな」(((゜д゜;)))

社長の嘆きの声が聞こえてきそうです。

実際、ホワイトカラーの仕事の方が多い今の世の中、【給与=仕事の時間】と考える方が無理がありますよね。

これじゃ『残業時間を減らしましょう』なんて言っても減るわけがないですよ(-""-;)

だからといって【給与=仕事の成果】と言い切ってしまうのもどうかとは思いますが、この考えも法律に取り入れていかないと労働生産性が上がらないと思います。

結局、今の法律ではどうにもならないので

基本給25万円の中身は
【基本給20万円+固定残業手当5万円】

なんてことにするしかないわけです(-з-)

別にせこくサービス残業させて儲けようと思っているわけじゃないんですよ!

法律家のみんさんもその辺をよく理解しましょうね!!