和田経営労務研究所
特定社会保険労務士
和 田 栄
http://www.jinsouken.jp/

「最近の若い者は続かない」
「こんな人とは思わなかった」


よく聴く社長の嘆き&怒りですヽ(`Д´)ノ

でも

採用したのは社長ですよ!

定着率の悪さの原因のひとつに

採用基準の間違い

があります。

社員を採用するとき

どんな基準で決めていますか?

○職歴
○学歴
○スキル
○経験
○知識

だいたいこんなところでしょうか。

大企業であればこれでOKです。

しかし

中小企業では失敗します((>д<))

「そんなことないよ、うまくいってるよ!」

それはすばらしい!!

おそらく

社長に人徳があるのか
会社の居心地がよほどいいのでしょう。

いずれにしてもいい会社です。

でも

ほとんどの中小企業は人財不足でヒーヒー言っています。

ではなぜこの採用基準だとうまくいかないのでしょうか?

それは

これらはすべて過去の実績であり将来的に自社で活用できるかどうかは別問題だからです。

しかも

自己申告なので当てにはできません。

たとえば

「前の会社では営業で実績をあげました!」(`∀´)

こんな人を喜んで採用すると大失敗します(→o←)ゞ

だって

それなら辞める必要はないはずだし
会社も手放すはずがないでしょう。

それなのに

経験者だからといってろくに教育もせず本人任せ。

成績が上がらないと

「なんだこいつ使えないな」

と嘆く。

そしてこの社員は去っていきます(-_-メ

営業に限らずどの職種でも一緒です。

採用に失敗する会社はこの悪循環に気がついていません。

では

どんな基準で採用すればよいのでしょうか?

次回へつづく。