請負作業中の高齢者けが 健保で救済

・・・インターンシップの学生 内職の主婦 企業の役員なども・・・

  

厚生労働省は29日、シルバー人材センターの高齢者らが請負作業中にけがをして労災保険が適用されない場合、健康保険を適用して救済するとの方針を正式決定しました。

 

労災保険も健康保険も適用されず、治療費が全額自己負担になるケースがあり、救済を求める声に配慮しました。

  

厚労省によりますと、救済の対象となるのは、シルバー人材センターの高齢者のほか、インターンシップ(就業体験)の学生や内職の主婦、企業の役員などです。

  

作業中にけがをしても労災保険と健康保険がいずれも適用されないケースを救済します。

 

また、請負作業でも労災保険に任意で加入できる制度があり、今後、厚労省は事業主などに周知し、さらに同センターも労災保険が適用されるよう派遣契約などへの切り替えを進めるとしています。

 

この問題を巡っては、同センターから紹介された作業でけがをした奈良県の男性の治療が健康保険の適用外になったとして、男性の家族が保険適用などを求める訴訟を大阪地裁に起こしています。

 

 

 
ブログランキングに参加しています。
よろしければ 「クリックしてください」 ⇒ ⇒ ⇒ にほんブログ村 経営ブログ 人事・総務へ

にほんブログ村 人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ