AIJ委託資産 決算では全額損失に

 

・・・基金の財政悪化が深刻に・・・

 

 

厚生労働省がAIJ投資顧問に資産を委託していた厚生年金基金や確定給付企業年金に対し、委託額を全額損失として決算処理するように通知を出していたことが5日、分かりました。

 

 

AIJと契約していた基金は2011年3月末で74基金あり、最も多いところでは資産の6割を委託していました。

 

 

全額損失が確定すれば、基金の財政悪化がより深刻になります。

 

 

厚労省はAIJへの委託額が全額なくなった場合、21基金が国から預かって運用する厚生年金で損失が出ている「代行割れ」になると試算しています。

 

 

AIJ問題と関係ない31基金と合わせ52基金が代行割れになる計算となり、さらに増えそうです。

 

 

指定基金になると、加入者の掛け金(保険料)の引き上げや給付減額を求められる可能性があります。

 

 

 

 

 

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