AIJ 31基金 「代行部分」積立不足 

 

・・・母体企業 財政立て直しは難航・・・

 

 

年金資産の消失問題で、AIJ投資顧問と契約していた74の厚生年金基金のうち、31の厚年基金が、公的年金の一部を国に代わって運用している「代行部分」でも積み立て不足に陥っていたことが6日、分かりました。

 

 

厚年基金の財政が著しく悪化するなか積み立て不足を何とか解消しようと、高利回りを掲げるAIJに多くを委託した構図が浮かび上がりました。

 

 

AIJに委託した資金が基金に戻らなければ、積み立て不足はさらに深刻になります。

 

 

積み立て不足の穴埋めは原則として母体企業の責任ですが、AIJに委託していた基金は複数の中小企業でつくる「総合型」と呼ばれる基金が多く、企業の経営体力が乏しいため、財政の立て直しは難航が予想されます。

 

 

このまま基金の財政悪化を放置すれば、最悪の場合、基金が将来的に年金を給付できなくなる可能性がありまする。

 

 

このため、政府・与党は厚年基金の財政改善策の検討を進めています。

 

 

 

 

 

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