メンタルヘルス  復職ルールの整備必要

 

・・・「ルールなし」 57・・・

 

 

厚生労働省の労働安全衛生基本調査によりますと、メンタルヘルス上の理由で201010月までの1年間に連続1カ月以上、休職した人がいる事業所の割合は5.9%でした。

 

 

1カ月以上の休職から職場復帰した人がいる事業所の割合は全体の3.7%ですが、1000人以上の事業所では85%に達し、休職・復帰が珍しくなくなっていることが分かりました。

 

 

心の不調で休職する人が増えるなか、復職者への対応が新たな課題になっています。

 

 

メンタルヘルス上の理由で休職した後に職場復帰した人がいる事業所のうち、労働時間を柔軟にするなどの復帰ルールが「ない」のは57%でした。

 

 

事業所の規模別でみると、大規模なほどルールの整備が進み、小規模事業所の遅れが目立っています。

 

 

1000人以上の事業所で復帰ルールがないのは15%にとどまる一方、300人未満の事業所では半分以上が職場のルールを持たず、その都度対応している実態が浮かび上がりました。

 

 

 

 

 

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