酒気帯び懲戒免職 処分取り消し求め提訴
酒気帯び懲戒免職 処分取り消し求め提訴
・・・運転開始まで約8時間半経過後の検挙・・・
・・・県教委、争う姿勢 /秋田地裁で初弁論・・・
酒気帯び運転で懲戒免職になったのは処分が重すぎるとして、元小学校教頭の秋田市の男性(47)が県教委を相手取り、処分取り消しを求めて提訴していました。
5日に第1回口頭弁論が秋田地裁であり、県教委側は「裁量権の逸脱はない」として全面的に争う姿勢を示しました。
県と県教委が03年5月に飲酒運転した職員は原則免職と処分を厳格化した後、処分撤回を求める裁判は初めてです。
訴状などによりますと、男性は昨年2月2日午後8時ごろから午後10時ごろまで、自宅で芋焼酎のロック3杯(450ミリリットル程度)を飲み、午後11時半ごろ就寝し、翌3日午前6時40分ごろ、車で通勤中に県警交通機動隊の検問を受け、呼気1リットル中0・29ミリグラムのアルコールが検出され道交法違反(酒気帯び)の疑いで検挙されました。
男性は同年3月31日に不起訴処分となりましたが、5月6日付で県教委側は懲戒免職処分としました。
6月に処分取り消しを求め県人事委員会に不服申し立てをしましたが、今年6月に処分を承認する裁決が下されました。
男性側は、飲酒量や運転開始まで約8時間半経過していることなどから「飲酒直後の運転などと同様に扱うことは妥当性を欠く」として今年8月4日に秋田地裁に提訴し、同様の訴訟で原告が勝訴した判例を示し「処分は速やかに取り消されるべきだ」と主張しました。
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