年金保険料の追納 10年間延長へ

 

・・・国民年金法等改正案を参院可決 衆院へ送付・・・

 

 

参院は29日の本会議で、国民年金保険料の未払い分を遡って追納できる期間を現行の過去2年間から10年間に延長する国民年金法等改正案を民主、自民、公明各党などの賛成多数で可決し、衆院に送付します。

 

 

 衆院では来週にも可決、成立する見通しです。

 

 

 追納期間の10年間への延長は3年間の時限措置で、同改正案は昨年秋の臨時国会で衆院を通過しましたが、参院で継続審議となっていました。

 

 

会期不継続の原則により、参院での可決後、再び衆院で議決が必要になっています。

 

 

 国民年金の受給には原則として最低25年間(満額受給は40年間)、保険料を納める必要があります。

 

 

厚生労働省の推計では、追納期間を10年に延長することで最大1600万人が受給額を増やせ、最大40万人が無年金にならないで済むと見られています

 

 

 また、同改正案には、企業年金の一種である企業型確定拠出年金の加入資格の上限年齢を現行の60歳から65歳に引き上げる内容も盛り込まれています。

 

 

 

 

 

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