企業年金全体の加入者 17%減少

 

・・・確定給付年金 10年で35%減・・・ 

 

・・・確定拠出年金 増加続く・・・

 

 

将来の受取額が決まっている企業年金の加入者が大幅に減っていることが分かりました。

 

 

今年3月末の確定給付年金の加入者数は1305万人で、10年間で35%減りました。

 

 

中小企業が主に加入する税制適格退職年金が来年3月で廃止になることが影響しています。

 

 

一方、運用実績によって受取額が変わる確定拠出年金の加入者は増加が続いています。

 

 

 信託銀行や生命保険会社などがまとめた確定給付年金の受託状況によりますと、3月末の確定給付企業年金の加入者は727万人、厚生年金基金は451万人、税制適格退職年金は126万人です。

 

 

 受給者保護が十分でないとの理由から廃止が決まっている税制適格退職年金(適年)の加入者は、前年度比で50%減少しました。

 

 

 厚生労働省によると、3月末の確定拠出企業年金の加入者は371万人で、制度導入初年度の2002年3月末から右肩上がりで加入者が増えています。

 

 

確定拠出企業年金は不足分を企業が穴埋めする必要がないため、導入が相次いでいます。

 

 

 確定給付年金と確定拠出年金を合わせた企業年金全体の加入者は1676万人と、10年間で17%減少しました。

 

 

 

 

 

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