主婦年金問題 過払い分返還は過去5年限り 

 

・・・主婦年金救済 民主ワーキングチーム・・・

 

 

専業主婦ら国民年金の第3号被保険者の救済問題で、民主党のワーキングチームは10日、3号資格の変更忘れにより誤った記録が確定し、年金が過払いになっている受給者について、過払い分の返還を過去5年分に限って求める.

などの対応策をまとめました。

 

 

 対応策では、記録訂正によって保険料未納期間が生じ受給額が減ることになる場合でも、減額幅は基礎年金受給額の10%以内にとどめるとしました。

 

 

住民税非課税の低所得者は対象外とし、過払い分の返還を求めず、減額もしない方針です。

 

 

 さらにワーキングチームは、加入者に特例で認める未納保険料の追納について、「直近10年間」とすることをあらためて確認し、それ以前の未納分も、通算10年以内であれば追納を認めることを検討するとしました。

 

 

 民主党 ワーキングチームが対応策を示したのを受け、政府は月内に新たな救済案をまとめ、3年間の時限措置とする法律を今国会に提出する方針です。

 

 

 年金救済問題をめぐっては、資格変更を忘れて実際より多くの年金を受け取っていた5万3千人(推計)に対し、過払い分返還を求められるかが焦点となっていました。

 

 

 ワーキングチームは、対象者が無年金に陥るなど生活に悪影響が出ないよう、返還期間と減額幅を限定しています。

 

 

 例えば、月5万円を受給していて未納期間があった人の場合、過払い返還と受給減額の合計は、月5千円までとなります。

 

 

 

 

 

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