国民年金加入者 平均年収159万円

・・・給付抑制策が急務・・・

  

厚生労働省は9日、国民年金や厚生年金などの公的年金の加入者の所得状況をまとめました。

  

自営業者やフリーターなどが入る国民年金の加入者の平均年収が159万円にとどまり、公的年金の受給者の平均年収(189万円)を下回っています。

  

年金制度の支え手は経済的な余裕を失いつつあり、制度の持続には給付抑制策などの改革が急務となっています。

  

国民年金の加入者はこれまで自営業者が中心でしたが、最近はパートやフリーターなど非正規労働者の比率が高まっています。

 

国民年金加入者の23.4%を占めるパートやフリーターなどの平均年収は79万円で、調査時点で無業者と答えた人は27.6%を占め、平均年収は56万円にとどまり、加入者のうち、54.7%が年収100万円以下の層でした。

  

厚労省が5日に発表した2011年度の国民年金保険料の納付率は58.6%で過去最低を更新し、収入が低くて保険料を払えない非正規の若者が増えるなか、制度の維持が危ぶまれています。

 

 

 
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