AIJ問題 経営悪化必至

 

・・・「代行部分」 積み立て不足・・・

 

・・・51基金 2134億円の積み立て不足・・・

 

 

厚生労働省は16日の参院予算委員会で、AIJ投資顧問に運用委託していた51の総合型厚生年金基金で、委託額がすべて消失すれば、2134億円の積み立て不足が発生するとの見通しを明らかにしました。

 

 

公的年金の一部を国から預かって運用する「代行部分」で、積み立て不足に陥ります。

 

 

総合型厚年基金は、ガソリンスタンドやタクシーなど同業の中小企業が集まり作っており、51基金の加入者は33万人で、厚労省は1人当たりの不足額は約64万円になるとの試算も明らかにしました。

 

 

2011年3月末時点でAIJと契約していた厚年基金は74基金です。

 

 

このうち、すでに代行部分が不足状態の基金は31基金あり、委託資産が消失すれば21基金も積み立て不足になります。

 

 

52基金のうち、51基金は総合型厚年基金ですが、代行部分が積み立て不足になれば、母体企業が穴埋めする必要が出てきます。

 

 

母体企業の経営状況が、より悪化する可能性があります。

 

 

 

 

 

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