労災病院&国立病院 統合見送り 

 

・・・給与水準等で統合は困難 まずは連携で・・・

 

 

厚生労働省は15日、労災病院と国立病院との統合を当面見送る方針を決めたことが分かりました。

 

 

厚生労働省の検討会では、201012月の有識者委員会の指摘を受けて議論を進めてきました。

 

 

国立病院職員の給与水準が極めて高いことや、システム統合の難しさなどから「直ちに統合することは困難」と結論づけ、現時点では連携を強化することにし、統合に近い効果を引き出すことが適当としています。

 

 

検討会の報告書は、統合を進めた場合は「多くの時間、労力、費用を要し、業務の停滞を招きかねない」と指摘しています。

 

 

 有識者委員会では、天下りや予算の無駄を削減するため、厚労省所管の独立行政法人の整理合理化を議論し、労災病院と国立病院との統合については、検討会で結論を得るとしていました。

 

 

これまで、労災病院は旧労働省、天下りや予算の無駄の多い国立病院は旧厚生省が所管していました。

 

 

 

 

 

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