所定内給与 5年連続減

 

・・・昨年 パート労働者増加で・・・

 

 

厚生労働省が16日発表した毎月勤労統計調査(確報)によると、2010年の労働者1人当たりの基本給や家族手当などを含んだ所定内給与は前年比0.2%減の月245038円と5年続いてマイナスになったことが分かりました。

 

 

企業が経営の合理化で正社員などの採用を減らす一方で、パートタイム労働者を増やしていることなどが影響しているとみられます。

 

 

 全労働者数は0.3%増の4414万人でした。

 

 

パート労働者が1228万人と2.1%増える一方で、パート労働者を除く一般労働者が0.4%減の3186万人となっています。

 

 

企業が人件費を削減するために正社員や派遣労働者の採用を抑制し、人件費の低いパート労働者に切り替えているのが背景とみられます。

 

 

 ただ、現金給与総額は0.6%増の月317321円となり、4年ぶりに前年を上回っています。

 

 

押し上げたのは残業代などの所定外給与で、9.2%増と3年ぶりに大きく伸びています。

 

 

 

 

 

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