心の病気の職場復帰支援 強化
 
 
 
うつ病など心の病気で休職した従業員について、厚生労働省は中小企業向けの職場復帰支援を強化します。
 
 
企業に求められるケアや労務管理などを例示したプログラムのモデルを作成し、企業規模や業種別につくる方向で検討しています。
 
 
厚労省は心の病気で休職した従業員の職場復帰に向け、
 
(1)休職中のケア
 
(2)主治医の職場復帰の判断
 
(3)復帰計画の作成
 
などと段階を踏んだ支援が必要と想定、この流れに沿って企業に対し復帰プログラムや社内規定の整備などを求めています。
 
 
モデルでは、産業医や保健師による休職者との定期的な面接のほか、通勤訓練や試し出勤の期間、病気のプライバシー保護など、企業側の対応が求められるルールを検討し提示し、主治医や家族との連携、残業の禁止など職場復帰後の支援も例示する計画です。
 
 
今後、厚労省は職場復帰の手続きを定めている実例を収集し、専門家の意見を聞いた上で、企業が社内規定に合わせて導入できるよう、規模や業種ごとに数種類のプログラムを作成する予定です。
 
 
 
 
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