機長の解雇 約1900万円の支払い命令

 ・・・スカイマーク側に賠償命令 東京地裁・・・

 

スカイマークに不当に労働契約を解除されたなどとして、元機長のオーストラリア人男性が損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は15日までに、約1900万円の支払いを同社に命じたことが分かりました。

 

判決によりますと、男性は2010年、風邪で声が出にくいと申し出た客室乗務員の交代をスカイマークに求めましたが、スカイマークが応じなかったため運航を拒否しました。

 

その後、元機長の業務命令違反などを理由に労働契約が解除されました。

 

判決理由で白石裁判長は「機長の判断は最大限尊重されるべきで、客室乗務員が乗務できないとの判断は正当だった」と指摘し、労働契約の解除は「理由がなく違法」と判断しました。

 

さらに、スカイマーク社長が運航を拒否した男性の腕をつかみ、あざができる程度のけがをさせたとも認定し、慰謝料として10万円の支払いも命じました。

 

 

 
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