確定拠出年金 従業員拠出1000社超

・・・老後の資産形成&税制優遇・・・

 

運用の成果次第で将来受け取る年金額が変わる確定拠出年金(日本版401k)で、従業員が掛け金を上乗せできる「マッチング拠出」を導入する企業が増えています。

 

厚生労働省によると7月末時点で1121社となり、今年1月に制度が始まってからわずか7カ月で1000社を超えました。

 

税制の優遇を受けられるようになったのを機に、運用の元手を増やし、老後の生活に備える動きが広がっていると思われます。

 

確定拠出年金を取り入れた企業では、これまで企業側しか掛け金を出せませんでしたが、今年1月から従業員による上乗せ(マッチング拠出)ができるようになりました。

 

企業と従業員が出せる掛け金の上限は、合計で月5万1000円(ほかに企業年金がある場合は半額の月2万5500円)、うち加入者である従業員が出せるのは、企業が出した掛け金を超えない額です。

 

確定拠出年金の導入を機に、企業は運用環境の悪化による年金負担の増大を軽減できるようになり、一方加入者は、公的年金制度に対する不信が広がるなか、老後の生活に必要な資産形成への関心を高めていると思われます。

 

税制面の利点も後押ししており、従業員が拠出した掛け金は所得控除の対象になるうえ、現時点では運用益が非課税です。 



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