国保保険料の地域差1.7倍 

・・・徳島最高 東京最低・・・

  

厚生労働省が2010年度の国民健康保険(国保)の保険料の地域差を分析したところ、負担が最も重いのは徳島県、一方で負担が最も軽いのは東京都で、徳島と東京では1.7倍の差があったと発表しました。

 

自営業者らが加入する国保は、市町村によって保険料の設定方法が異なり、所得や世帯の人数によって保険料が違います。

 

実額ベースで比較するのが難しいので、厚労省は全国平均を1とする算出式をつくり、地域間の差を比べました。

 

保険料負担が重いのは徳島、大分、北海道で、全国でも医療費が高い地域だった一方、保険料負担が軽いのは、東京、神奈川、埼玉で、首都圏や周辺の自治体が目立ちます。

 

財政に余裕がある地方自治体で税金投入により加入者の保険料負担を軽くしているところもありますが、医療費抑制の取り組みの差が保険料に表れている面もあります。

 


市町村別にみると、保険料負担の最高は徳島市で、最低は東京都青ケ島村となっており、4.2倍の格差がありました。

 

 

 
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