厚年基金 「穴埋め、検討せず」

 

・・・厚労相厚 年基金の自助努力で解決するよう・・・

 

 

小宮山厚生労働相は21日の閣議後の記者会見で、厚生年金基金の積み立て不足を厚生年金の加入者全体で穴埋めする案について、「政府として検討している事実はない」と述べ、厚生年金の積立金を使うことを否定しました。

 

 

厚労相は、「原則は掛け金の引き上げなどで対応してもらう」と指摘し、給付減額も含めて、厚年基金の自助努力で解決するように求めました。

 

 

厚年基金は2011年3月末で595基金、このうち、厚生年金の一部で積み立て不足が生じているのは234基金あり、積み立て不足額は合計で約6300億円です。

 

 

AIJに資産を委託していた74基金のうち、厚生年金の積立金が不足している基金は11年3月末で31基金ありました。

 

 

 
委託資産がすべて消失すれば、この基金の数は52に増え、厚生年金の積み立て不足額も1100億円程度増え、7400億円になる見通です。

 

 

民主党内には、基金を解散させたうえで、厚生年金積立金を取り崩して、この積み立て不足を穴埋めする案が浮上していますが、厚労相は「いろいろな考え方が出されているが、なかなか難しい」と述べました。

 

 

 

 

 

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