パートの社会保険加入 中小は猶予 

 

・・・従業員300人以下の企業猶予・・・

 

・・・月収 9.8万円以上に制限・・・

 

 

厚生労働省は社会保障と税の一体改革素案に盛り込んだパート労働者の厚生年金・企業健保への加入拡大で、当面は従業員300人以下の企業で働くパートの適用を猶予する方針です。

 

 

中小企業の保険料負担が急増しないよう対象者を絞り、さらに300人超の企業でも対象者は月収9.8万円以上に制限する激変緩和措置を検討するとしています。

 

 

 政府は厚生年金・企業健保の加入条件を週30時間以上労働から20時間以上に緩め、約400万人のパート労働者を国民年金・国民健康保険から厚生年金・企業健保に移す目標を掲げています。

 

 

厚労省は当面、従業員300人超の企業に適用を絞り、対象パートの約7割は適用外とする方針です。

 

 

また、企業規模以外にも当面は月収9万8千円以上といった制限も設ける激変緩和措置により、当初の適用対象は数十万人規模になる見込みです。

 

 

具体的な適用基準は、1月下旬から厚労相の諮問機関である社会保障審議会の部会で詰めることになります。

 

 

 

 

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