教職員3割 抑うつ傾向―宮城

 

・・・学校の半数 「放射能に苦慮」・・・

 

 

 

宮城県教職員組合は28日、東日本大震災後、公立小中学校の教職員を対象に実施したアンケート調査(910月に実施)で、一時的に気分が落ち込む「抑うつ傾向」が認められた人が305%に上ったと発表しました。

 

 

学校側に特に困っていることを尋ねたところ「放射能に関わる対応」が最も多く、486%を占めました。

 

 

教職員を対象に「眠れない」「イライラする」など20項目のストレスチェックを実施したところ、「軽度の抑うつ傾向あり」と判断された人が232%、「中程度の抑うつ傾向あり」が73%でした。

 

 

 学校を対象にした調査では、放射能への対応で行事開催の判断や保護者からの問い合わせに追われているとの回答が半数に上りました。

 

 

他に「転出入に関わる業務量の増加」(373%)、「家庭の経済状況が困難な児童・生徒の増加」(356%)、「運動場・体育館・特別教室の確保」(332%)が多い結果となっています。 

 

 

 

 

 

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