年金支給年齢引上 「今すぐやることはない」 

 

・・・厚労相 引上げは中長期的な検討課題・・・

 

 

小宮山厚生労働相は26日の衆院厚生労働委員会で、年金の支給開始年齢を引き上げる厚労省の見直し案について「今すぐやることはない」と述べました。

 

 

また、来年の通常国会に「改正案を出すことはない」とも明言しました。

 

 

厚労省は政府が6月に決めた社会保障と税の一体改革案に基づいて、年金改革の具体策を検討していますが、厚労相は「年金改革には今すぐ取り組む必要があるものと、中長期的に考えるテーマがある」とし、支給開始年齢の引き上げは、中長期的な検討課題との認識を示しました。

 

 

厚労省は年金の支給開始年齢を65歳から6870歳に引き上げる見直し案を社会保障審議会年金部会に示しています。

 

 

現在、厚生年金の支給開始年齢は60歳で、男性の場合、2025年度までに65歳に引き上げることが決まっていますが、厚労省は引き上げペースを速めたり、68歳までさらに引き上げたりする見直し案を検討しています。

 

 

 

 

 

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