育休取得率 頭打ち 

 

・・・ 10年度は男女とも低下・・・

 

 

厚生労働省がまとめた2010年度の雇用均等基本調査によると、女性の育児休業取得率は前年度に比べ1.9ポイント低下し83.7%になったことが分かりました。

 

 

2年度連続で前の年を下回り、男性の育休取得率も1.4%と0.3ポイント低くなりました。

 

 

10年ほど上昇傾向にあった育休の取得率が、ここにきて頭打ちの状況となり、厚労省は「景気悪化で雇用情勢が厳しかったことが要因ではないか」と分析しています。

 

 

 育休制度がある企業の割合は68.3%となり、前年度に比べほぼ横ばいでした。

 

 

ただ、働く人が30人以上の事業所は90.0%で育休制度を取り入れており、最長で育休を取れる期間は子どもが1歳6カ月になるまでという回答が全体の8割を占めました。

 

 

 実際に社員が育休を取った期間を聞くと、女性は1年前後の休みを取るのに対し、男性は数日にとどまっています。

 

 

女性で最も多かった育休期間は「10カ月~12カ月未満」が32.4%、次いで「12カ月~18カ月未満」が24.7%でした。

 

 

一方で男性は「5日未満」が35.1%と最も多く、次いで「5日~2週間未満」が28.9%でした。

 

 

 

 

 

 

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