企業年金利回 4~6月マイナス

 

・・・4四半期ぶり 円高影響・・・

 

 

格付投資情報センター(R&I)によると、2011年4~6月期の企業年金の運用利回りはマイナス0.1%(前年同期はマイナス5.6%)になったことが分かりました。

 

 

1~3月期はプラス1.2%でしたが、円高に伴う外貨建て資産の減少が響き、4四半期ぶりのマイナスになりました。

 

 

また年金資産に占める国内株式の比率(5月末)は17.5%と過去最低水準になっています。

 

 

 約130の企業年金(資産総額10兆円)を対象に4~5月の実績値と6月の推計値から算出しています。

 

 

ギリシャ財政不安の後退などを背景に、6月末の日経平均株価やダウ工業株30種平均は3月末に比べてわずかに上昇し、債券価格も上昇(金利は低下)しましたが、円高・ドル安が足を引っ張った格好です。

 

 

 

 運用リスクを分散する動きが広まり、年金資産に占める国内株比率は低下傾向にあります。

 

 

00年3月末は35.7%が国内株でしたが、今年3月末は18.5%に下がり、5月末でさらに1ポイント低下しています。 

                                               

 

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