中国人実習生 過労死 初の提訴

 

・・・遺族が会社と組合を提訴・・・

 

 

茨城県潮来市で平成20年6月、中国人技能実習生の蒋(しょう)暁(ぎょう)東(とう)さん=当時(31)=が心不全で死亡し、鹿嶋労基署に過労死と認定された問題で、蒋さんの遺族は、同市の金属加工会社、フジ電化工業と、実習生を受け入れていた白帆協同組合に約5800万円の損害賠償を求める訴訟を水戸地裁に起こしたことがわかりました。

 

 

中国人実習生の過労死をめぐり会社や組合を提訴するのは全国で初めてです。

 

 

 4日、厚生労働省で会見した蒋さんの妻の馮(ひょん)珠(じゅ)さん(34)は「(会社と組合に)責任をきちんととってもらいたい」などと話しました。

 

 

 訴状によると、蒋さんは17年12月に来日し、同社工場で研修を始め、18年12月から技能実習生として勤務しました。

 

 

就労当時、月に180時間の残業をするなどしており、会社側には安全配慮義務違反があるほか、協同組合も過重労働を見逃すなど同社の監査・指導義務に違反した共同不法行為にあたるとしています。

 

 

 

 

 

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