厚年基金の運用を調査 

 

 ・・・不動産投資など 厚労省・・・

 

 

 厚生労働省は厚生年金基金の運用状況について調査を始めたことがわかりました。

 

 

一部の基金が不動産への集中投資で多額損失を出したのを受け、全基金の高リスク資産への投資状況などを調べます。

 

 

 調査対象は全国に600ある厚生年金基金全てです。

 

 

厚年基金は厚生年金の一部と企業独自の上乗せ部分を一体運用する企業年金で、約420万人が加入しています。

 

 

 厚労省は今回の調査で不動産やヘッジファンドなど高リスク資産に5割以上投資するなど偏った運用をしている基金を洗い出すとしています。

 

 

高リスク運用の比率が高い基金は担当者の投資経験も調べます。

 

 

 きっかけは、福岡県などのガソリンスタンドでつくる九州石油業厚生年金基金が不動産ファンドへの集中投資で巨額の損失を出したことです。

 

 

同基金は責任の一部はファンド運用を委託したりそな銀行にもあると主張し、約263億円の損害賠償を求めて裁判を起こしています。

 

 

りそな側は「投資の見直しを提案したが、受け入れられなかった」と全面的に争う構えです。

 

 

 

 

 

 

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