製造業の残業時間　前年比4.2％減　

・・・前年比２カ月連続マイナス　前月比マイナス３カ月連続・・・

  

厚生労働省が31日発表した９月の毎月勤労統計調査（速報）によりますと、製造業の残業時間などの所定外労働時間（事業所規模５人以上）は前年同月比4.2％減ったことが分かりました。

  

減少は２カ月連続ですが、製造業の所定外労働時間は足元の景気動向を示します。

 

最大の輸出先である中国の景気減速などを背景に、生産活動が縮小していることが響いたと思われます。

 

製造業の所定外労働時間は前月比でも2.4％減り、前月比でマイナスとなるのは３カ月連続です。

 

残業時間減少の影響は給与にも表れ始めており、所定外給与は前年同月比0.8％減の１万7764円となりました。

 

同時に発表した12年の夏季賞与（ボーナス）は前年比1.4％減の35万8368円でした（従業員５人以上の事業所）。

 

  

 
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