2011年 9月の記事一覧
パートの厚生年金「週20時間労働」に拡大
・・・専業主婦の年収基準 130万円から引き下げ・・・
厚生労働省は社会保障と税の一体改革の具体化に向け、非正規労働者を会社員と同じ厚生年金や企業健保に入れるため、労働時間や収入条件を見直す作業に着手します。
現状の「週30時間以上働いている人」は「週20時間以上」に広げる方向です。
専業主婦の年収基準を130万円未満に引き下げることも検討します。
保険料の半分を負担する企業のコスト増は確実ですが、野田新首相は一体改革について「野党と議論しながら来年の通常国会への法案提出を準備する」としています。
夫が会社員や公務員の専業主婦を指す「第3号被保険者」と認定する基準を、今の年収130万円から引き下げる方向です。
また、厚生年金保険料の算定に使う標準報酬の下限を月額9万8000円から下げることも検討します。
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メンタルヘルス向上に 「絆」が貢献
・・・仲間や会社との「絆」が大切 生産性本部白書・・・
日本生産性本部は26日、2011年版「産業人メンタルヘルス白書」を発表しました。
今年は「絆」をテーマに、メンタルヘルスとの関係を分析しています。
上司、同僚、組織、家族との良好な関係がメンタルヘルスを向上させるが、中でも相関が高いのは「同僚」だと分析しています。
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~ 2011年版 『産業人メンタルヘルス白書』 ~
調査研究「絆の分析~JMI健康調査の結果から~」の概要
仲間や企業 組織体との「絆」がメンタルヘルス向上に貢献
「社交性」が低い日本人にとって、職場の仲間との「絆」が大切
「絆」の形成は重要な要素~震災復興を契機に「絆」の深化を期待
詳細は ⇒
http://activity.jpc-net.jp/detail/mhr/activity001047.html
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内部告発で配転 人事権乱用 判決
・・・オリンパスに賠償命令 東京高裁・・・
社内のコンプライアンス(法令順守)窓口に上司の行為を通報したことで配置転換などの報復を受けたとして、オリンパス社員、浜田正晴さん(50)が1千万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が31日、東京高裁でありました。
鈴木健太裁判長は請求を棄却した一審判決を変更し、「配転先の部署で働く義務はない」と確認して配転は無効とし、同社と担当部長だった男性上司に計220万円の支払いを命じました。
鈴木裁判長は判決理由で「通報に反感を抱いた担当部長が業務に関係なく、必要のない配転をしたとして動機は不当」と認定しました。
「内部通報による不利益な取り扱いを禁じた社内規定に反し、人事権の乱用に当たる」と判断しました。
配置転換後の人事評価も不当に低く、「新人同様の勉強やテストをさせるなど、50歳の浜田さんに対する侮辱的な嫌がらせがあった」と指摘し、「昇格、昇給の機会を事実上失わせた」とも述べ、精神的苦痛や賞与の減額分を損害と認めました。
判決によると、浜田さんは非破壊検査機器の販売などを担当していた2007年6月、上司が取引先企業から技術者を引き抜こうとしていることを知り、社内の窓口に通報しました。
窓口の担当者は浜田さんの名前や通報内容などを上司に伝え、浜田さんは同10月に専門外の部署に異動になりました。
さらに一審判決直前の昨年1月と判決後の同10月にも配転があり、顕微鏡の品質管理に関する学習などをさせられたといいます。
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非正社員での就業 「不本意」が増加
・・・非正規社員の割合 39%・・・
厚生労働省は29日、2010年の非正社員の実態調査を発表しました。
正社員でない労働者の割合は39%となり、3年前の前回調査に比べ0.9ポイント上昇しました。
非正社員になった理由を聞くと「正社員として働ける会社がなかった」との回答が増加しています。
雇用環境の悪化で不本意ながら非正社員に就く人が増えている実態が浮かび上がりました。
就業形態別に今の仕事に就いた理由を聞くと、パートで働く人は「自分の都合のよい時間に働ける」との回答が50%と一番多いでしたが、前回調査に比べて6ポイント低下しました。
一方、派遣労働者は「正社員として働ける会社がなかった」との回答が45%と最も多く、前回の37%から上昇しています。
今後どういった働き方が良いかを非正社員に聞いたところ、パートは現在の就業形態を続けたいという回答が78%でした。
一方で派遣は「正社員に変わりたい」が51%、「現在の就業形態を続けたい」が41%と拮抗しています。
非正社員で正社員になりたい人に理由を聞くと「雇用が安定している」という回答が77%、「より多くの収入を得たい」が72%でした。
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