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【平成21年度 年金額】


1月30日、総務省より平成20年平均の全国消費者物価指数(生鮮食品を含む総合指数)の対前年比変動率が
1.4%となった旨が発表されました。

その一方で、名目手取り賃金変動率(平成17年度から平成19年度の実質賃金 変動率等を基に算出)が0.9%となりました。
物価変動率が名目手取り賃金変動率を上回り、かつ、名目手取り賃金変動率がプラスとなる場合には、年金額は名目手取り賃金変動率で改定することが法律で定められています。

ただし、上記により改定された本来の年金額よりも現在支給されている物価スライド特例水準の年金額のほうが高いため、平成21年度の年金額は、平成20年度と同額となります。


※平成12年度から14年度のマイナス物価スライドを据え置いていることから、現在の年金額は、本来水準よりも高い水準の年金額(物価スライド特例水準の年金額)となっています。

法律上、この特例水準の解消等を行った上で、実際の改定が行われることになります。 



(月額) 平成20年度
国民年金
(老齢基礎年金:1人分) 66,008円
国民年金
(老齢基礎年金:夫婦2人分) 132,016円
厚生年金
(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額) 232,592円


(月額) 平成21年度
国民年金
(老齢基礎年金:1人分) 66,008円
国民年金
(老齢基礎年金:夫婦2人分) 132,016円
厚生年金
(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額) 232,592円


(※) 厚生年金は、夫が平均的収入(平均標準報酬36.0万円)40年間就業し、妻はその全期間専業主婦であったとした場合の世帯の新規裁定の給付水準です。

(注)平成16年改正で導入されたマクロ経済スライドによる調整については、物価スライド特例措置による物価下落率の累積分(1.7%)が解消された後に開始されることとされており、平成21年度においては行われません。


*まだまだ暫くは、年金額も据え置きとなる気がしますね。


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