新入社員採用に際して知っておくといい事(新入社員4つのタイプ)
投稿日:2009年06月29日月曜日 12時00分00秒
投稿者:たわだ社会保険労務士事務所 カテゴリー: General
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【新入社員4つのタイプ】
6月24日11時55分配信 Business Media 誠
さて今年もまた、新入社員が各部門へ配属されたことだろう。
配属先の上司や先輩社員たちは、次のような疑問をお持ちではないだろうか?
「今年の新入社員の特徴は?」「どう接したらいいの?」「どうすれば育てられるの?」――。という声を各方面から多数いただくため、新入社員を分析した。
世間の声の通り、今年度の新入社員は従来の新入社員とは一風違った特徴を持つ。
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ここでは4つのタイプが、2009年度新入社員に関してどのような割合を占めているかを分析した。
その分析根拠は、
(1)2009年新入社員意識調査
(2)実際に今年度の新入社員と接した私自身の体験
(3)新入社員研修を終了した講師陣からのヒアリング――。
この3つのデーターから次の分析を行った。
新入社員のタイプを大きく4つに分けると、次のように大別できる。
これは、割合こそ入社年度ごとに変化するが、本質的な分類でありこの4つの型は変化しない。
そのため、毎年留意すべきは、今年はどのタイプの人材が多く入社したのか? という点である。
【TypeA:トレンディドラマ型】
このタイプは、比較的人から注目を浴びたいタイプ。
退職リスクは高めだ。理想と現実のギャップを知った時に、失望を感じる。
しかし、理想を目指しているため、新たな理想や目標があれば、モチベーションが上がるタイプだ。
理想が現実とは異なることを知ったタイミングで、新たな理想(目標)を本人に設定させる。
40歳でカッコイイ状態ってどんな状態か?
(例:スポーツカーを乗り回す。クルーザを乗り回すなど)そのために何をすればいいのか? 本人に設定させ、承認する。
【TypeB:素直成長型】
このタイプは、「職場の仲間」や「友達」を重視するタイプ。
退職リスクは低めだ。そして、定年まで会社に貢献してくれる可能性が高い。
お金を稼ぐことの面白さ、仕事とプライベートのワークライフバランスの重要性を説いて常に、上司が対話してあげるだけで、長期的に在籍してくれる可能性が高い。
【TypeC:安定型】
このタイプは、仕事よりも「家族」や「趣味」に重心を置く傾向がある。
退職リスクは低めだ。定時内で必ず仕事を終わらせ、多少の問題や課題は、早く忘れ、プライベートを充実することで乗り切るタイプ。
仕事の面白さを経験談などで伝え、高効率処理を徹底的に磨き、承認してあげることが大切だ。
【TypeD:独立起業型】
このタイプが求めることは、「自由」「成功」だ。
退職リスクは最も高い。自社内でも「自由」や「成功」を手に入れること、またその事例を提供し、社内のパイオニアになることで、自分の目標を達成することもやりがいがあることを気付かせよう。
さて、みなさんの部署へ配属された今年の新入社員は、どのタイプが多いだろうか?
私の分析では、冒頭に紹介した3つのデーター根拠から、今年の新入社員は、TypeB「素直成長型」とTypeC「安定型」との人材が、昨年までに比べて圧倒的に多いということが判明した。
これは(1)2009年新入社員意識調査という、定量的なデーターでも判明しているが、それ以外にも、(2)(3)の定性的データーからも、今年の新入社員は「独立よりも社員」「転職よりも終身雇用」という意識を持っており、さらに心の内を主張するのが苦手な世代であるようだ。
具体的には、2000年ころの新入社員と比較すると顕著な差が発生している。
実際に、研修でも例年に比べて質問が少なく、またよく考え、空気を読んでから発言するクセが付いている。
ある意味慎重なわけだ。
そこで配属先の上司・先輩方には、部下育成にコーチングのメソッドを多用していただきたい。
1.話しやすい職場環境を作る
2.コーチングの傾聴・承認・質問のスキルを使って、心の中でさまざまな思考を描いている新入社員を引き上げてほしい。彼らの潜在的な思考をコーチングを使って、「言葉」「行動」へ顕在化させるのだ。
「手間がかかるな……」と思われるかもしれないが、それも時代の流れ。
ただし今年の新入社員は危機感を持っているため、しっかりと周囲がフォローすれば、バブル崩壊後や氷河期のような「踏んばる頑張る若手社員」の育成も夢ではない。
「人材育成は諦めた時点が、成長が止まるとき」。あきらめずに最後まで付きあっていただきたい。
最終更新:6月24日12時18分 Business Media 誠
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【新入社員4つのタイプ】
6月24日11時55分配信 Business Media 誠
さて今年もまた、新入社員が各部門へ配属されたことだろう。
配属先の上司や先輩社員たちは、次のような疑問をお持ちではないだろうか?
「今年の新入社員の特徴は?」「どう接したらいいの?」「どうすれば育てられるの?」――。という声を各方面から多数いただくため、新入社員を分析した。
世間の声の通り、今年度の新入社員は従来の新入社員とは一風違った特徴を持つ。
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ここでは4つのタイプが、2009年度新入社員に関してどのような割合を占めているかを分析した。
その分析根拠は、
(1)2009年新入社員意識調査
(2)実際に今年度の新入社員と接した私自身の体験
(3)新入社員研修を終了した講師陣からのヒアリング――。
この3つのデーターから次の分析を行った。
新入社員のタイプを大きく4つに分けると、次のように大別できる。
これは、割合こそ入社年度ごとに変化するが、本質的な分類でありこの4つの型は変化しない。
そのため、毎年留意すべきは、今年はどのタイプの人材が多く入社したのか? という点である。
【TypeA:トレンディドラマ型】
このタイプは、比較的人から注目を浴びたいタイプ。
退職リスクは高めだ。理想と現実のギャップを知った時に、失望を感じる。
しかし、理想を目指しているため、新たな理想や目標があれば、モチベーションが上がるタイプだ。
理想が現実とは異なることを知ったタイミングで、新たな理想(目標)を本人に設定させる。
40歳でカッコイイ状態ってどんな状態か?
(例:スポーツカーを乗り回す。クルーザを乗り回すなど)そのために何をすればいいのか? 本人に設定させ、承認する。
【TypeB:素直成長型】
このタイプは、「職場の仲間」や「友達」を重視するタイプ。
退職リスクは低めだ。そして、定年まで会社に貢献してくれる可能性が高い。
お金を稼ぐことの面白さ、仕事とプライベートのワークライフバランスの重要性を説いて常に、上司が対話してあげるだけで、長期的に在籍してくれる可能性が高い。
【TypeC:安定型】
このタイプは、仕事よりも「家族」や「趣味」に重心を置く傾向がある。
退職リスクは低めだ。定時内で必ず仕事を終わらせ、多少の問題や課題は、早く忘れ、プライベートを充実することで乗り切るタイプ。
仕事の面白さを経験談などで伝え、高効率処理を徹底的に磨き、承認してあげることが大切だ。
【TypeD:独立起業型】
このタイプが求めることは、「自由」「成功」だ。
退職リスクは最も高い。自社内でも「自由」や「成功」を手に入れること、またその事例を提供し、社内のパイオニアになることで、自分の目標を達成することもやりがいがあることを気付かせよう。
さて、みなさんの部署へ配属された今年の新入社員は、どのタイプが多いだろうか?
私の分析では、冒頭に紹介した3つのデーター根拠から、今年の新入社員は、TypeB「素直成長型」とTypeC「安定型」との人材が、昨年までに比べて圧倒的に多いということが判明した。
これは(1)2009年新入社員意識調査という、定量的なデーターでも判明しているが、それ以外にも、(2)(3)の定性的データーからも、今年の新入社員は「独立よりも社員」「転職よりも終身雇用」という意識を持っており、さらに心の内を主張するのが苦手な世代であるようだ。
具体的には、2000年ころの新入社員と比較すると顕著な差が発生している。
実際に、研修でも例年に比べて質問が少なく、またよく考え、空気を読んでから発言するクセが付いている。
ある意味慎重なわけだ。
そこで配属先の上司・先輩方には、部下育成にコーチングのメソッドを多用していただきたい。
1.話しやすい職場環境を作る
2.コーチングの傾聴・承認・質問のスキルを使って、心の中でさまざまな思考を描いている新入社員を引き上げてほしい。彼らの潜在的な思考をコーチングを使って、「言葉」「行動」へ顕在化させるのだ。
「手間がかかるな……」と思われるかもしれないが、それも時代の流れ。
ただし今年の新入社員は危機感を持っているため、しっかりと周囲がフォローすれば、バブル崩壊後や氷河期のような「踏んばる頑張る若手社員」の育成も夢ではない。
「人材育成は諦めた時点が、成長が止まるとき」。あきらめずに最後まで付きあっていただきたい。
最終更新:6月24日12時18分 Business Media 誠
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