今日、10月1日から7日までは 『全国労働衛生週間』です。

今年で59回目を数えます。

今年を迎えるまでの間、いつも以上に、国民の労働衛生に関する意識を高めさせ、事業場において自主的に労働衛生管理活動を通じた労働者の健康の保持増進&快適な職場環境の形成に大きな役割を果たしてきました。


近年のわが国の業務上疾病による被災者の傾向としては
長期的には減少していますが、 「腰痛」については増加傾向にあります。

<一般定期健康診断の結果>
・何らかの所見を有する労働者⇒49.9%となっています。(平成19年)

また、仕事(職場環境を含む)に関する「強い不安・悩み・ストレスなどの【精神的】なもの」としては、6割を超えています。

以上のようなことから
労働者の健康確保と、定期健診における有所見率の増加をストップさせることを目標に、今年度から【第11次 労働災害防止計画】がスタートしました。

よって、このような対策が事業場で着実に実施される為には、経営トップや使用者等が自らの責務を認識して、産業医・衛生管理者等が衛生委員会などの場を活用するなどして、対策を展開していくことが重要でしょう。



【引用:厚生労働省HP】



*最近は腰痛はもちろん、【精神的な疾患】を訴える患者が増えているようです。

原因はコレ!って、ハッキリしたことが言えるわけではないけれど、競争社会・利益主義なども要因の一つであることは間違いないでしょう。

職場での『仕事の内容』というよりは、『いじめ・セクハラ・パワハラ』等が増えたことが、最大要因だと思います。

日頃受ける相談に、精神疾患による障害年金が多いのも納得がいきます。
相談に見えるのは、当事者の家族の方が殆んどですが、理由を聞くと「職場の上司がひどくて・・・」とか「同僚にイケズされたのがショックで出勤できなくなって・・・」というものが多いんです。

こういう職場環境が改善されなければ、日本の将来に一抹の不安が残りますね・・(^0^;


  ↓ ↓ ↓ ☆参戦しております! 
にほんブログ村 士業ブログへ  にほんブログ村 経営ブログへ  
プチッとしていただければ励みになります。ヨロシクお願いします m(_ _)m ☆