社会保障って何?
投稿日:2012年04月18日水曜日 21時50分16秒
投稿者:たわだ社会保険労務士事務所 カテゴリー: General
にほんブログ村
【社会保障改革】
社会保障と税の一体改革を議論する政府の「集中検討会議」が始まりました。
6月に策定される政府与党案に、審議の結果を反映させるといいます。
しかし、社会保障と税金の将来像を総合的に描き直すとなれば、検討対象は幅広いものとなります。
年金と医療で「国民皆保険」が実現して今年で50年。
社会の変化に伴いもろくなった部分を改革し、必要財源のめどをつけることが、制度を永続させるために最優先の課題です。
・年金では、基礎年金の国庫負担を2分の1に維持するための財源確保。
・医療では、3600万人が加入する国民健康保険に注目。
・創設当時に加入世帯主の7割近くを占めた農林漁業者と自営業者は、いまや2割ほど。
・無職の人と非正規労働者が7割を占めます。
会社を退職した高齢者や正規雇用からはじき出されたりした人が、国保に流れ込んでいる状況です。
この結果、保険料を負担できない人が大幅に増え、国保を運営する市町村は、保険料が不足する赤字分を年間3600億円ほど補填している状況です。
高齢化や雇用の不安定化といった日本社会の弱さが、国保に集中しています。
同様の構図は、未納率が4割になる国民年金でも見られます。
いまの消費税収では、高齢者向けの医療・介護・年金の国庫負担分を賄うにも、10兆円近く足りないといいます。
*国保の保険料は支払いが大変なのは理解できます。だって、高額すぎますものね。
でも、支払をしないで「未納」「滞納」が増えれば増えるほど、
余計に保険料は上がります。
まるで、「ニワトリが先か、卵が先か」の話に似ていますが・・・
*国民年金の保険料については、確かに納付率が低いですね。
保険料額が所得に関係なく一律というのも、
納得できない方が多いように思います。
個人的には【所得に合わせた負担】にしてほしいと切に思います!
にほんブログ村
↑ ↑ ↑
最後までお読みいただき有難うございます★ ぽちっとクリックで応援お願いします。
- 記事投稿者情報 ≫ たわだ社会保険労務士事務所
- この記事へ ≫ お問い合わせ
- この記事のタグ ≫ 社会保障 / 国民年金 / 国民健康保険
けいちゃん wrote:
財源が不足しているからといって、安易に消費税増税は良くないと思います。
私としては、相続税を大幅に上げること(納付する対象者も20%くらいにする)が1番かな…と考えます。
そうすると、高齢の資産家達は自分達が使うか、あるいは息子や娘に贈与する(特に30代以下は「お金が必要だけどお金がない」世代です)と経済効果に与える影響も大きいでしょうし、使わなければ相続税として国に持っていかれるだけです。
学校卒業後、正社員になれなかったために国民年金も払うことができず、障がい者となってしまって障害年金をもらえない人達を見てきた人達を見て、消費税を安易に上げようという気持ちになれない私の本音を暴露させて頂きました。