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【高齢者医療新制度案 75歳以上も国保・健保へ再編】

18日、75歳以上を対象とする後期高齢者医療制度の廃止後の新制度について、厚生労働省がまとめた中間報告案が明らかになりました。

75歳以上の方々の加入先は、自営業や無職の人は国民健康保険(国保)に、高齢でも勤めている人と扶養家族は被用者保険となります。

当初、65歳以上を原則的に国保加入とし、財政運営を現役世代と区分することを検討していましたが、公費負担が大きくなることから、財政面での区分年齢を現行通りの75歳のままとすることにしています。

この案によりますと、後期高齢者医療制度から健保組合や協会けんぽなどに移る人の大半は、保険料負担が軽くなる見通しですが、国保に移行する人の負担が懸念されることから、負担急増を避ける考えを示しています。

また、新制度では、年金から保険料が天引きされたりといった現行制度の不都合の解消が見込まれます。


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