【NEC】が通訳を携帯で可能にする
投稿日:2009年06月16日火曜日 18時18分00秒
投稿者:たわだ社会保険労務士事務所 カテゴリー: General
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「海外旅行で自由に会話ができたら買い物や食事などももっと楽しめるのに…」。
こう思っている人は多いはず。
そんな思いを携帯電話が解決してくれる日は近い。
NECは、携帯電話に搭載する「日英・英日自動通訳システム」を開発、すでに試作機も完成している。
携帯に向かって日本語で話せば、画面上に英語で表示。
それを相手に向かって示す。
相手はそれを読んで英語で答え、その言葉が日本語になって携帯に表示されるという仕組み。
開発にあたった同社共通基盤ソフトウェア研究所の奥村明俊研究統括マネージャーは「(翻訳は)早さを重視して開発した」と強調するように、日英・英日のいずれの翻訳時間も1秒以内で処理される。
技術的にも「5万語を収録した海外旅行用会話用ソフトはすでにできている」段階まできている。
音声を携帯電話などからいったんサーバーに送り、サーバーが翻訳して携帯電話に送り返すシステムを開発しているところはあるが、通信機能を使わない通訳ソフトの実用化は「世界でも当社だけ」(奥村氏)。
飛行機内など通信できない場所でも利用できる。
SF小説に出てくるような自動通訳機械も、IT技術の進化によって実用間近だが、その開発には四半世紀に及ぶ時間がかかった。
同社が自動通訳のコンセプトを発表したのは1983年。
91年には初期のソフトを完成したが、それを稼働させる機械は「冷蔵庫ぐらいの大きさだった」(同)。
その後は消費電力が低いソフト開発に加え、半導体の処理速度向上もあって、99年にはノートパソコンに搭載できるまでに。
2006年には通訳機能が付いた携帯端末(PDA)を3万9900円で商品化、07年には携帯電話上で稼働するソフトを試作するに至った。
通訳ソフトの仕組みは、簡単にいえば「音声認識」と「機械翻訳」の2つの機能から成り立っている。
音声認識は話し言葉を10ミリ秒(100分の1秒)の速さで文字に変換する。
人の声は十人十色だから、実際に音のモデルを集め、「見本」となる音声パターンを作成。
ノートパソコン向けではこのパターンの数が数万だったが、携帯端末向けソフトでは10分の1にまで集約できた。
試作機に搭載したソフトには、実際の会話シーンで想定される周囲の雑音をある程度カットする機能もある。
要(かなめ)となる機械翻訳機能には、約5万語の英和・和英辞書と文法システムが含まれている。
音声認識で文字化した情報を単語ごとに辞書をひいて英語化(または日本語化)。
主語や述語の順番など日本語と英語の違いは、文法システムで並べ替えて会話文とする。
実際に旅行会話文を収集し、利用頻度が高い5万語を選ぶという膨大な作業にも追われた。
ソフトだけでなく、翻訳作業を1秒以内でこなすには処理速度(プロセッサー)と辞書(メモリー)に使う半導体の機能向上も貢献した。
実際の製品化については、日本では携帯電話機の仕様を決めて販売するのは通信事業者のため、「通信事業者さんがどう考えるかによる」(同)が、その際には「通訳文を音声で出すことも可能」という。
このソフトはどこまで進化するのか。
奥村氏は、3つの点をあげる。
まず、翻訳の際にまだ周囲の雑音に左右される面が残っているので、これをなくす。
2つ目は、中国語や仏語、独語など他の言語にも広げる。
そして、旅行会話にとどまらず、金融やITなど分野を増やし、将来的には日常会話に対応できるよう辞書を増やすことや、百科事典としての機能開発も考えている。
さらに、デジタルカメラや腕時計などへの適用も考えており、「10年後ぐらいには実現したい」と意気込んでいる。
【引用:iZA】
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「海外旅行で自由に会話ができたら買い物や食事などももっと楽しめるのに…」。
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そんな思いを携帯電話が解決してくれる日は近い。
NECは、携帯電話に搭載する「日英・英日自動通訳システム」を開発、すでに試作機も完成している。
携帯に向かって日本語で話せば、画面上に英語で表示。
それを相手に向かって示す。
相手はそれを読んで英語で答え、その言葉が日本語になって携帯に表示されるという仕組み。
開発にあたった同社共通基盤ソフトウェア研究所の奥村明俊研究統括マネージャーは「(翻訳は)早さを重視して開発した」と強調するように、日英・英日のいずれの翻訳時間も1秒以内で処理される。
技術的にも「5万語を収録した海外旅行用会話用ソフトはすでにできている」段階まできている。
音声を携帯電話などからいったんサーバーに送り、サーバーが翻訳して携帯電話に送り返すシステムを開発しているところはあるが、通信機能を使わない通訳ソフトの実用化は「世界でも当社だけ」(奥村氏)。
飛行機内など通信できない場所でも利用できる。
SF小説に出てくるような自動通訳機械も、IT技術の進化によって実用間近だが、その開発には四半世紀に及ぶ時間がかかった。
同社が自動通訳のコンセプトを発表したのは1983年。
91年には初期のソフトを完成したが、それを稼働させる機械は「冷蔵庫ぐらいの大きさだった」(同)。
その後は消費電力が低いソフト開発に加え、半導体の処理速度向上もあって、99年にはノートパソコンに搭載できるまでに。
2006年には通訳機能が付いた携帯端末(PDA)を3万9900円で商品化、07年には携帯電話上で稼働するソフトを試作するに至った。
通訳ソフトの仕組みは、簡単にいえば「音声認識」と「機械翻訳」の2つの機能から成り立っている。
音声認識は話し言葉を10ミリ秒(100分の1秒)の速さで文字に変換する。
人の声は十人十色だから、実際に音のモデルを集め、「見本」となる音声パターンを作成。
ノートパソコン向けではこのパターンの数が数万だったが、携帯端末向けソフトでは10分の1にまで集約できた。
試作機に搭載したソフトには、実際の会話シーンで想定される周囲の雑音をある程度カットする機能もある。
要(かなめ)となる機械翻訳機能には、約5万語の英和・和英辞書と文法システムが含まれている。
音声認識で文字化した情報を単語ごとに辞書をひいて英語化(または日本語化)。
主語や述語の順番など日本語と英語の違いは、文法システムで並べ替えて会話文とする。
実際に旅行会話文を収集し、利用頻度が高い5万語を選ぶという膨大な作業にも追われた。
ソフトだけでなく、翻訳作業を1秒以内でこなすには処理速度(プロセッサー)と辞書(メモリー)に使う半導体の機能向上も貢献した。
実際の製品化については、日本では携帯電話機の仕様を決めて販売するのは通信事業者のため、「通信事業者さんがどう考えるかによる」(同)が、その際には「通訳文を音声で出すことも可能」という。
このソフトはどこまで進化するのか。
奥村氏は、3つの点をあげる。
まず、翻訳の際にまだ周囲の雑音に左右される面が残っているので、これをなくす。
2つ目は、中国語や仏語、独語など他の言語にも広げる。
そして、旅行会話にとどまらず、金融やITなど分野を増やし、将来的には日常会話に対応できるよう辞書を増やすことや、百科事典としての機能開発も考えている。
さらに、デジタルカメラや腕時計などへの適用も考えており、「10年後ぐらいには実現したい」と意気込んでいる。
【引用:iZA】
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