いやいや昨日は冷や汗ものでした。

もちろん8月も終わりになり、急に涼しい風が吹いたからではありません。

一昨日、4年前年金相談させていただいた事業主様より、年金特別便がやっと

届いたとの電話があり、その当時のことを思い出しました。

そう、当時65歳になられていましたが、大学を卒業されてから10年間くらいと

平成13年8月からしか厚生年金に加入しておられず、あと7年加入し続けないと

20年の加入期間に足りない状態でした。そうすると70歳を越えても数年加入する

必要があるので、高齢任意加入を忘れずにとアドバイスしました。

70歳まであと数か月ということで、こちらに代行を頼まれ、お引き受けしました。

そして昨日、午後少し時間が空いたので、解説書で調べればよいものを何を思ったのか、

「ねんきんダイヤル」に念のためと思い、電話を入れたのです。

以前からいろいろと悪名は聞いていましたが、そんなこともないだろうと、高齢任意

加入の件を聞いてみたのですが、「その制度は無くなりました。」と断言されるのです。

「じゃあこの方の場合は、掛け捨てですか?」 「脱退手当金(一時金)になりますね。」

「そんなはずはないと思いますが。」 「本を見ながら回答していますので、間違いありません。」

と最後まで断言。そんなはずは、と思いながら、もしそうであったなら何と言ってお詫びを

しようかと考えながら、最寄りの社会保険事務所へ確認に行きました。

「はい、高齢任意加入はもちろん出来ますよ。何か勘違いしてたんでしょうね。」

と顔見知りの担当者。 ほっとしたものの、一生懸命お詫びの言葉を考えていた

その時間を返してほしい気分でした。どうぞみなさま年金についての疑問点は直接社会保険

事務所か社会保険労務士に聞きましょう。