2011年11月3日は、祝日ということで、朝8時からいつもの

仕事仲間で高校野球ファンのS氏と連れだって、大阪は舞洲球場へ

行ってきました。

そう、今回の近畿大会は残念ながら地元兵庫県から選出された3校が、

1回戦で惜しくも全敗する、という近年にない寂しい大会となり、

準々決勝は観戦をやめようか、とも思いました。

でもでも、昨年から不思議?と縁のある天理高校が奈良3位ながら

頑張っているのと、大阪1位で、1回戦で兵庫の関西学院高等部を

コールドで破った大阪桐蔭高校がどのような戦いぶりで、

勝ち進むのかを観戦するのも良いかな、と思い直し、

大阪へ向かったのです。

試合開始40分前には、球場に入りましたが、既にバックネット裏は

混んでいました。二人少し上段の席に陣取り、観戦となったのです。

第1試合は前半こそ予想通り、大阪桐蔭のペースかと思われましたが、

ヒットは出るものの、点差が開かず。

そうこうしているうちに大阪桐蔭のエース藤浪君がバント処理の際、

キャッチャーと交錯して右手を負傷するアクシデント。

それでも頑張って抑えていましたが、後半7回二塁打とホームランを

浴び、結局8-4で天理の勝利。

昨年の秋季大会から甲子園、春季大会そして今年の秋季大会まで8試合

天理高校の試合を直接観戦していますが、まだ一度も敗戦を見たことが

ない、という勝利の女神ならぬ勝利のおじさんとなったのです。

第2試合は、滋賀県1位の近江高校が奈良県1位の奈良大付属に2-1

で勝利し、近畿大会ベスト4に奈良県代表が3校進出の事態は避ける

ことができたのです。

それにしても恐るべし、天理。メンバー全員丸刈りの青々とした

頭で、気合いが入っていました。正に気迫の勝利!

奈良3位ながらセンバツ大会出場に大きく前進したことでしょう。