保険制度や法律が目まぐるしく変わるので、日々の勉強は欠かせません。いろいろな情報が交錯し、これは現行制度の話だったか、昔の話だったのか、瞬時に判断が出来ず、本で確認したり、インターネットで調べたりして、正確に伝えるようにしています。
しかし これはなかなか難しいです。
私に裏技を教えてくれた人に出会ったのは、雇用保険の加入基準が『6か月以上の雇用の見込があること』(現行では31日以上の雇用の見込があること)の時代でした。
その先生が言うには 雇用をするときには6ヶ月未満の契約にする。よい人ならば契約終了後に また契約を交わせばよい。6か月未満だと会社は雇用保険料を払わなくていいから会社の利益は上がるよ。これを是非 会社に教えなさい!
隣にいた別の先生も、それは6ヶ月未満は露骨すぎるよ 3か月間は見習い期間なので一切の保険はつかないという事で採用して3か月間は保険をかけなければいい。と教えてくれました。
昔の話なので 細かいところは忘れてしまったが 聞いた時は驚きました。
6ヶ月以上の長期雇用を考えているのに ワザとに6か月未満に区切って 保険料を払わない そういう方法を使って会社の利益を上げる。
私はとてもじゃないけれど これから知り合う会社にはおはなしできないと思いました。
そして 世の中には色々と様々な道を考える専門家がいるんだなあと思いました。

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上野社会保険労務士事務所
上野 範幸

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