先月「未払い残業代 対策セミナー」を行ったせいか、ここ1ヶ月で残業代や労働時間管理についての相談を、メールや電話でいただくことが多くなっています。


◆企業様からいただくのは、「すぐにできること」。
メールでも、電話でも、同じ傾向で、とにかく「速く(早いではなく)、安く」できる方法を教えて欲しいと言う内容です。

あるには、ありますが、それを伝えると「それじゃあ、話にならない」んだそうです。

とくに、100名以上の従業員数の企業だと、間違いなく、人事労務のご担当者様からのご連絡なのですが、「それ以外の方法で、お願いします」が多いですね。


ついでに!
◆社会保険労務士(同業者)からは、「私の知らない方法」。
同業者は、極端です。前回セミナーのレジュメを郵送しろと言う。メールで送れと言う。
セミナーにご参加いただいた方にお渡しするので、参加して良い旨伝えると、「カネ出す」あるいは「タダちゃうんか」。
おまけに、「自分が知らない、新しい方法があるのか?」って、そんな方法はありません。

「○○の制度と、賃金の○○です」と言うと、皆さん同じように返答されます。
「そんなことぐらい、知ってるわ」と。
おそらく制度としては知っていても、提案できないんですね。


さて、本題の残業代の件ですが、
人事・労務だけでなく、会社全体の問題ですので、何か制度をいじれば良い話しではありません。

そして、何が問題なのか、その問題をどのようにしたいのか、企業様の意向が明確でないと、残業代の対策は、たんなる制度の変更ばかりになってしまいます。

「仏作って、魂入れず」状態です。
アクションプランは提案させていただきますが、それを選択し、魂を吹き込んでいただくのは、企業の方のお力です。


残業時間の削減や長時間労働の是正をお考えの企業様の、サポートをします。
大阪社労士事務所
http://www.osaka-sr.jp/