埼玉社労士会には、１１の自主研究会が熱心に活動しています。私は、安全衛生管理部会に属しています。残念なことですが、事故でも起きない限り、「安全はただ」という訳でお金をかけていないところが少なからずあるのが実情のようです。それでも、大きな規模の会社でなくとも、真剣に安全を考えているところももちろんあり、研究会のメンバーから、そのような会社の事例を聞かせていただけることは大きな楽しみです。
研究会は、４月からの新しい年度に向けて、テーマを設定する段階にあります。安全衛生管理部会に属していない社労士の先生方に、社労士ならではのツールを提供できれば大きな幸せといった感じでしょうか。
当事務所の掲げる課題の一つとして「労働災害の排除」を掲げています。これが、単なるお題目にならないためにも真剣に安全衛生管理部会活動に精を出したいものです。

さいたま市では安全に楽しく働くために必要な労働基準法、男女雇用均等法等の労働関係法令と社会保険・労働保険などの基礎知識の正しい理解を進めるための講座を２つの会場で開催しています。１シリーズが２０回、半年にもおよぶ講座です。この講座で、労働基準法と労働災害補償保険法の講師を勤めることになりました。労働災害補償保険法の方は、昨年１回講師を務めています（プロフィール参照）。講義を熱心に聞いて頂いた聴講者に大変感謝しております。
今年の講義はどちらも９月になります。は現在、労働基準法関連では不当解雇や賃金不払いの問題、派遣労働者に対する雇い止が社会問題化しております。働く者にとってどのような内容がいいのか、これから楽しみながら詰めていきます。

　事務所を開設したらホームぺージを立ち上げる。在職時代からの思いでした。とはいっても具体的に作成する方法は知りません。IBMのホームページビルダーを購入すればできるだろうぐらいの意識でした。退職目前になって広報部に頼んで環境報告書のPDF版を会社のホームページに掲載する手伝いをさせてもらったりはしました。ホームページビルダーの作業で簡単でした。
　開業準備をしているときに、事務所運営のノウハウ本を読んでいました。そこに「ホームページはビジネスブログで作るべし」とあるのです。ビジネスブログってなんだろう。ブログは携帯で娘が書き込んでいるけど、あのようなブログ？あれでホームページができるの。イメージが違いすぎます。でも無視することもできず調べました。ビジネスブログはMovable Typeなるソフトで作れるらしい。実績もあるという。価格もそんなに高くなく、試用もできるらしい。入手しようとしていたときに、ネットで「Movable Typeよ、さようなら」との情報に出合いました。その方は、Movable Typeで作成したホームページをWordPressに全部移行した、とあります。これがWordPressとの出会いでした。
　WordPressはオープンソースソフトウェアです。だれでも自由に無償で使うことができます。基本プログラムの他にも、機能を拡張するためのサブプログラムがたくさん提供されていてこれも無償で使えます。多くのボランティアがプログラムを開発し、提供してくれているおかげでWordPressは進化しています。感動します。私自身、ホームページ言語のＨＴＬＭやＰＨＰを満足に知っているわけではありません。それでもWordPressを使うことはできました。これはすごいことです。他のシステムと比較検討したわけではありませんがWordPressに出合って本当によかったと感謝しています。非常に満足のできるホームページが作成できます。メンテナンスも簡単です。ホームページ言語を殆ど知らない私が作成している社会保険労務士丸山事務所ホームページを是非ご覧になってください。

２００８年7月に会社を６０歳の定年退職、同年１２月に社会保険労務士の事務所を開きました。社会保険労務士の資格は数年前に取得していたものの、実務に関しては全くの素人。そんなこともあり、実務は上尾市にある個人の社会保険労務士事務所のお世話になり、約一年間みっちりと教えていただいた次第です。そこは、もう３０年にもわたって事務所を続けている、いわゆる老舗の事務所。手続き関係は本当にたくさんの種類を教えていただくことができ感謝しています。
サラリーマン時代に営業の経験はありません。思いついたのはホームページによる営業。ホームページだけは開業して直ぐに立ち上げました。ホームページの作成に関しては後日書くこともあるでしょう。社会保険労務士丸山事務所（ＵＲＬ：http://www.office-maruyama.jp/）が私のホームページです。デザイン、機能、操作性ともに気に入ったホームページです。もっとも、ホームページを作れば千客万来とは全く反対。年に数件の問い合わせがあれば上出来というところでしょう。
今回、「社労士ブログ」さんのところで待望のブログを開設することができました。日々の思いことなどを色々書き込んでいきたいと希望に胸を熱くしているところです。