スタッフAです。

毎日寒い日が続きますね。
早くも12月も半ばとなり、
賞与計算や年末調整等で毎日忙しいですが、
無事に終わらせて年を越したいと思います。


さて、今回は前回の石野のブログ↓
https://www.sharoshiblog.com/officei/item_16842.html

に続き、震災に関連することです。


来年(H25年)1月1日より
「東日本大震災からの復興のための施策を実施する
ために必要な財源の確保に関する特別措置法」
(平成23年12月2日法律第117号)が施行され、
所得税を納める義務のある方は、
「復興特別所得税」も併せて納めることになります。

平成25年から平成49年までの各年分の
基準所得税額が復興特別所得税の課税対象となり、
復興特別所得税額は次の算式で求めます。

■復興特別所得税額 = 基準所得税額 × 2.1%

以下、国税庁のHPです。↓
http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/shotoku/fukko_tokubetsu/index.htm

これに伴い所得税の源泉徴収義務者は、
平成25年1月1日から平成49年12月31日までの間に
生ずる所得について源泉所得税を徴収する際、
「復興特別所得税」を併せて徴収し、
その合計額を国に納付することになります。

詳細は「復興特別所得税の源泉徴収のあらまし」を
ご覧ください。↓
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/fukko/pdf/01.pdf

先週末も宮城県を震源とする震度5弱の地震があり、
石巻市で最大1メートルの津波が観測されました。
1年8ケ月ぶりの津波警報だったそうで、
一部の方はこの寒さの中、高台に避難されていましたが、
とても不安な時間を過ごされたことと思います。


来年(H25年)の3月で震災から2年が経とうとしています。
先日も被災地の方が自分達で復興に向けて
住みよい街づくりを考えている番組を見ました。
時に言い合いになっている場面もありましたが、
行政や専門知識のある学者の方の意見を取り入れながら
皆でたくさんの意見を出し合っていました。

所得税以外にも住民税も増額になります。
しかし「東日本大震災からの復興のため」と、
目的が明確な増税ですので、
皆で負担をすることで少しでも早く復興が進み、
被災地の方が安心して暮らせるようになることを願います…。


オフィス石野のHPはコチラ ⇒ http://www.of-i.jp/