スタッフAです。

あと少しで夏休みも終わりますね。
子ども達の残念そうな顔を見ると複雑な気持ちですが、
母としては2学期が待ち遠しいです。

そして8月最終の日曜日は、社労士試験の日…。
受験生の皆さんは緊張の日々をお過ごしのことと思います。
私は一度試験に落ちていますので、
この緊張を二度味わっております。

私事で恐縮ですが、今回のブログは “合格体験記”です。
会社員時代は営業部門の事務をしていたのですが、
“人に関する仕事がしたい”と人事部へ異動を希望していました。
しかし願いは叶わないまま数年経ち、
結婚退職後すぐ妊娠しました。
その時代「教育訓練給付金」が8割支給という、
今では考えられない給付率だったので、
主婦にも今後役立つかも、と資格学校に通い
AFPの勉強を始めました。

臨月近くになり合格が決まったのですが、何か物足りない…。
会社員時代の叶わなかった希望を思い出し、
“社労士をやろう”と通信での勉強を思いつきました。
あと数日で予定日、という時に申し込んだのを覚えています。

そして初産…。かなりの陣痛の末、わが子を目にしました。
うれしさよりも「やっと終わった~」というのが素直な感想。
入院中に届いたテキストを育児本のかわりに読んで、
退院してからはビデオとのにらめっこが始まりました。
うちの子はよく寝るとても親孝行な子だったので、
1日7~8時間程勉強して、合間に家事育児をしていた気がします。


ですが、社労士試験の1週間前から38度台の熱が下がらず…。
熱と頭痛以外は症状がないのですが、病院に行ったら
「知恵熱じゃないですか?」と先生から冷たい一言。
薬ももらえず、熱も下がらず試験日を迎え
結局科目別の1点に泣き、足切りで不合格。
「またこの生活…??」と消化しきれない気持ちを抑えるのに
しばらくかかりましたが、「あと1点だったら来年はいけるかも!」
と頭を切りかえ、勉強を始めました。


今までと違い子供は歩くようになっていたので、
公園に連れて行くなど前よりも育児の時間は増えました。
また春に2人目を妊娠したのですが、つわりが一人目よりひどく
この時期は勉強がはかどらなかった気がします。
しかしもまた運がいいことに試験日には安定期に入っていました。

“今年こそ!”という強い意志と、
“今まで頑張ってきた”という思い、
また子供の笑顔に助けられ、お腹にいる子にも力づけられ…
2年目の試験が終わった直後には合格を確信していました。
AFPの時といい「お腹に赤ちゃんがいると試験に受かるのかな」
と思うくらい子供の存在には感謝しています。

子供を産んで思うのは、
“すべての子供たちが元気で明るく育ってほしい、
そして日本が安心して住みやすい国であってほしい“
ということ。

そして社労士を勉強してから考えるようになったのは
“少子高齢化”の問題です。
少子高齢化により医療・年金・介護等、様々な問題がありますが、
次世代が安心して幸せに過ごせる世の中であってほしい、と
心から思います。


日曜日の社労士試験を受けるみなさん、ご健闘をお祈りしています!


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