こんにちは。オフィス石野のいしのです。
前回のブログで繁忙期に事務所で大変なことが起こった~!と書きましたが、今日はそのお話。

ウチの事務所はアラフォー世代の女性3人でやっている事務所ですが、そのうち私は子なしでスタッフAさん、Bさんは子あり。社労士業は、ワークライフバランスや育児介護休業法などを守備範囲とする仕事でもあり、「子なしの私では頭でわかってても現実がよくわかってないんだろーな」という思いがあり、スタッフはあえて子育て真っ最中の人たちを選びました。

・・・で。一緒に仕事をしてみるとやっぱりリアルに「子育てしながら働くこと」の大変さがわかったんですよね~!昨日まで普通に元気だったのに、朝は高熱があったり、体調崩したり・・。こうなるとパパよりはママの出番になるので、当然、事務所としては当日欠勤も認めざるをえません。でも、それは織込み済みのことなので、「ま、しゃーないやん!そういうもんやわ。」というつもりで大きな問題もなく、今までやってこれていたのです。






・・・が、ついにこの夏、異常事態が発生!
先日、一年で一番の繁忙期にも関わらず、まず、スタッフBさんが娘さんの体調不良で途中早退し、結局、次の出勤日も来られない状況に。

「(この忙しいときに!)でも、ま、しゃーないな・・・。」覚悟を決めてAさんとフル回転で乗り切るか!と心を決める私。

しかし、その次の日の朝、Aさんからも「すみません、実は子供が・・・」の連絡がっ!
冗談抜きにNO!オーマイガッ!!!という心境ですよ・・。←生粋の日本育ちデスケド。

そして、結局、一番の繁忙期にスタッフの協力を得られずに乗り越えなければならなくなり、ついつい「こんなんだったら一人でやってるのと同じじゃん!」という心境に。
いつもの「ワークライフバランス」や「共育、協働」の精神はどこへやらで、不満プンプンの週末を過ごしました。
そして、大きな嵐の過ぎ去った翌週のこと。
久しぶりに出勤してきたAさんやBさんの何とも言えない表情にドキっとさせられました。

彼女たちの表情は、「肝心な時にその場にいられなかったくやしさ」とか「事務所に迷惑をかけた申し訳なさ」とか「でも家族と一緒にいることの大事さ」とか、いろんな気持ちのあらわれた表情でした。

それを見て「そっかー。あなた達も大変だったんだね。」と自然に心が落ち着いていくのを感じる私。

結局、「ワークライフバランスに配慮する」ということは、予定どおりにはいかないことも含めてお互いの立場、状況を認め合う・・ということなのかな?

・・・というわけで、今回のことは、今まで口先でしか理解していなかった様々なことを考えさせられる良い勉強だったと思います。これからも、いろいろビックリするようなことはあるだろうけど、それを事務所改善のきっかけにして、お客様へのご提案材料にしていきたいと思う今日この頃でした。
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その後、三連休で家族旅行にでかけたBさんが、事務所にお土産を買ってきてくれました。さわやかなデコポンみたいにアラフォー3人で頑張ろうね!

      
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