スタッフAです。
9月も後半になり、朝晩少しずつ涼しくなってきましたね。
月曜日には台風がきて雨や風がすごかったですが、
自然の猛威には人間は非力だと改めて思い知らされます…。


さて、今年の春は健康保険料率の改正がありませんでしたが、
毎年この時期は「厚生年金保険料率」が変更されます。
また、定時決定により
毎年4・5・6月に実際に受けた報酬にあわせて
標準報酬月額が決定されます。

「厚生年金保険料率」は
 “0.354%” アップして、以下の通りです。

【 H24年度…16.766% → H25年度…17.120% 】


◇標準報酬月額30万円の一般被保険者の方で、
一月当たり「531円」の負担増になります。
(事業主様のご負担も同額増となります)

以下、日本年金機構のHPです。
http://www.nenkin.go.jp/n/data/service/0000012996BOVV9Rekkc.pdf

この新しい保険料率と標準報酬月額に基づき、
9月分(10月納付分)から保険料の計算がされます。
社会保険料の控除が“翌月控除”の会社であれば、
10月支給分から保険料が変更されますので、
控除された社会保険料の額を確認してみてくださいね。


年金といえば、9月(H25年)までの年金額は
H24年度と同額でしたが、10月から支給額が減ります。
今まで物価が下がったにも関わらず、
特例で年金額を据え置いたギャップの解消、
ということでの措置です。

詳細は以下、厚生労働省HPをご参照ください。↓
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002tg08.html

受給されている方にとっては不安なことだと思いますが、
年金制度の支え手である現役世代が減っていること、
平均寿命が延びて受給期間が長くなっていることを考えれば
仕方のないことなのかな、と思います。
現役世代である私たちも老後資金の準備を早目に始めて、
自分の身は自分で守る、という意識が必要ですね。

高齢者の医療費負担割合も含め、社会保障制度の論議は
どういう方向で決着するのか目が離せません…。


オフィス石野のHPはコチラ ⇒ http://www.of-i.jp/