料金表を提示したところ、「給与計算に1人1000円もかかるんですか?」と質問された。

通常、給与計算料金は、『基本料金』+一人当たり単価×人数で設定してある。

これでは、少人数の事業所では、、『基本料金』があるので、割高になる。

そこで、当事務所では、少人数の事業所でも利用しやすいよう、小規模事業所用の『基本料金なし』で一人1000円としたシステムも作ったのである。

私としては、小規模事業所のお客さんのため、よかれと思って設定した料金システムのつもりだった。

ところが、お客さんは、、『基本料金』には目が行かず、一人500円とか一人1000円が目に付き、「基本料金有りの一人500円」を選択してしまうのであろう。

他にも社労士顧問の場合、「算定基礎届、年度更新を別とするか否か」で月別料金に差が出てくる。

ちょっとした数字の設定の仕方で、ずいぶんお客さんの反応が違ってくると思った一件であった。