年末調整のとき扶養控除等申告書を出すと出さないで大違い。
一人くらいはたいしたことがないと思うかもしれないが、
扶養控除等申告書を出した場合は、安い税金の甲欄の税金、
出さなかったは場合は、高い税金の乙蘭の税金となる。
pcaの給料計算ソフトで長年計算した結果。
前準備で、個人設定で乙蘭にしておくと、基本年末調整はしないになる。
当然、税金は帰らない。
会社にしてみれば、収める税金は少なくなるが給料で
返すのは損した気分となるから、うるさく言うわけで、
全部、再チェックさせられる羽目となった。
そこはビルメンテナンス業でパートやバイトがやたら多い。
以前税務署がやってきて、全部プリントアウトさせた上、
納めていない税金がないか調べられたいわくつきの会社だ。
このことは、スーパーなども同じ状況になると思う。
なぜ、そのようなことをするかというと、
パートやアルバイトなどの税金も絶対見逃さない。
貧乏人からはしつかり搾り取り、
金持ちからあまりとれなくなった税制のひずみのせいもある。
一人1万円返すのと、1000円返すのでは
何百人もになるとバカにならない金額となる。
だから、税務署は甲欄と乙蘭の間違いがないか
あれば納めさせようとするわけだ。
やいやい言われるからどんどん計算したはいいが、
先にチェックしてなかったから、何度もやり替える感じになった。
結論から言うと、来年のこともあるから書くが
まず、
1.前準備のところの社員設定をチェックする。
2.そして、源泉徴収簿をコピー用紙などで印刷し、
3.そのチェック、訂正がすんだら、
4.ようやく源泉などの印刷をする。
5.法定調書の紙をコピー用紙などに仮印刷。
6.源泉納付書などから引っ張ってきて、毎月の集計をし、
7.税理士などの報酬、源泉を集計し、
8.一覧表に転記し、印刷し
一応年末調整は終わりに近づくが、
まだ、市民税のための分類、集計、送付作業などがあり
年末調整の源泉納付書、法定調書などを作り
やつと終わりとなるのだ。
それらを、2-3日から長くて1週間くらいで、
するとやれやれとなる。
慣れるには数年かかる。
その前に、年末調整プログラムの書き換えがあるので、
慣れない人にはかなりの壁となる仕事をして、
その後、別の得意先に行って別の仕事をし、
離職票を書けとやかましいやつの仕事をその後する。
それが社労士の仕事。
それ以前に、仕事をとる仕事もあるわけなので
チョンボでもらったり、親の跡目の人以外は
相当きついと言っておこう。
仕事も取れないから、別の資格まで取るなどということすら
体験できます。
決して楽ではありません。
さらに、昼食、夕食も作って、母に食べさせたり
それが、私の1日だ。
- 記事投稿者情報 ≫ 渕上 美彦
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notenki wrote:
忘れてしまった。どれだけ急ぐにしても、ペースを守らないと
ミスを誘発する。飛ばしていいのは、コピー用紙の段階まで。
専用用紙を無駄にすると、ますます大変となる。
源泉徴収簿の段階では印刷が変わるが、
源泉徴収票では
甲欄、乙蘭にしるしが出ないくらいで、
結論の税額が変わることはないようだ。