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- 2007年05月26日 懲戒処分の適法性
事案は、「Y会社は、訴外A.Bが就業時間中に上司に無断で職場を離脱し、就業中の他の労働者に対して、原水爆禁止の署名を求める等の就業規則違反の事実を明確に把握するため、Xに対しても事情聴取を行ったが、Xは反問し、あるいは返答を拒否した。そこで、Yは、Xが右調査に協...
- 2007年05月25日 休職期間満了と雇用契約の終了
事案は、「Xは、Y会社において勤務中、過去に行われたデモに参加し、公務執行妨害罪及び凶器準備集合罪に当たる行為をした嫌疑をもって逮捕され、約6ヶ月勾留され欠勤を余儀なくされた。本件欠勤について、Yは、最初の40日間についてはXが保有していた有給休暇を振り替え...
- 2007年05月24日 転籍と従業員の地位
事案は、「Xは、Y会社の横浜工場の従業員であったが、Y会社が系列会社であるZ会社に転属させる意向をXに対して伝えたところ、Xはこれを了承した。しかし、Z会社はXに対して雇うことができない旨の通知をし、また、Y会社も、Xを退職したものとして取り扱い、Xが横浜工場の従業...
- 2007年05月23日 出向命令と権利の濫用
事案は、「X らは、Y会社に入社し、製鉄所内の構内鉄道輸送業務に従事していた。Yは業界全体の不況に際し、業務委託と出向を内容とする再構築計画を策定し、各対象者に承諾を求めるという方法で出向者を決定した。しかし、X らは同意しなかったが、Y は組合の了解を得た上で...
- 2007年05月22日 配置転換命令権と権利の濫用
事案は、「二度にわたり転勤の内示があった者が、母が高齢(71歳)であり、保母をしている妻も仕事を辞めることが難しく、子供も幼少である(2歳)という家庭の事情により転居を伴う転勤には応じられないとして、これを拒否したところ、二度目には本人の同意がえられない...
- 2007年05月21日 就業規則が効力を生じるためには周知が必要か
事案は、「旧就業規則を変更した新就業規則を実施した後に、旧就業規則時代の言動に対して、会社は新就業規則の懲戒解雇規定を適用して懲戒解雇にしたが、旧就業規則は事業場に備え付けられていなかったというもの」である。 これは、フジ興産事件であるが、最高裁(最...
- 2007年05月19日 自分の国は自分で守る
ニューヨーク訪問中の石原都知事が、17日の講演で、「米国が日本を守らないのなら、自分で何とかする。それは、米国が懸念する核保有に繋がるかもしれない」と述べたといわれる。 後段はともかく、前段については賛成である。 私は、前々から「自分の国は自分で...
- 2007年05月19日 就業規則変更による高齢者の賃金引下げ
事案は、「Xら6名は、少数組合の組合員でいずれも当時55歳以上の管理職にあり、60歳定年制を採用するY銀行の銀行員であった。Yは、賃金制度の2度の見直しの際、労組(従業員の73%が加入)の同意は得たが、少数組合の同意を得ないまま実施した。これにより、Xらは管...
- 2007年05月18日 多様化する労災認定
16日の厚生労働省の発表によれば、長時間労働やストレスなどによる過労自殺として労災の認定がなされたものは、06年度は前年度の57%増え、過去最多の66人だという。50代21人、30代19人、40代12人と続く。 うつ病などの精神疾患が認定された人も、...
- 2007年05月18日 解体社会保険庁
社会保険庁の組織の脆弱さが露呈されていたと思ったら、先日は、年金加入記録の生年月日が間違っていたり、記載がないものが約30万件あると報道されていて、ずさんな管理に呆れていた。 ところが、今度は、厚生年金・国民年金の記録のうち、支給開始年齢に達している...
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2007年01月26 プロフィール(7195)
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2007年10月16 パワハラ自殺に初めて労災認定(6303)
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2007年05月15 就業規則の変更による定年延長と賃金減額の合理性(6250)
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2007年09月04 出向と労働者派遣の違い(5979)
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2007年06月27 計画残業に反対する少数組合員の残業からの除外と不当労働行為(5304)
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2007年11月13 退職の二つの意味(5267)
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2007年06月25 生理休暇の取得と精皆勤手当(5090)
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2007年04月24 自動継続特約付定期預金債権の消滅時効の起算点(4960)
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2007年09月03 異動(配転・出張・出向・転籍)と労働者の同意の必要性(4852)
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2007年11月14 期間雇用者の雇止めを巡る紛争防止(4747)
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2007年03月24 出資と融資(4621)